オンタリオの日記帳

記述は個人的なもので、所属組織とは関係ありません。

【映画レビュー】ハンターキラー 潜航せよ

「潜水艦ものにはずれなし」というが、

本作品は、潜水艦メインというわけではない。

あくまでも多角的な作戦の中で潜水艦が出てくる

という印象をもった。

 

アメリカVSロシア という冷戦構造みたいな

ストーリーだけど、ロシア側の描写が少ないので、

なんでクーデターが起きたのかという理由は

一切説明されておらず、あくまでアメリカ側視点で

物語は進んでいきます。

 

潜水艦は、最後フィヨルドに入って軍港に近づくのですが、

それは、Uボートのオマージュなのかなと思いました。

一旦死んだふり作戦で、海底に着地するのも

何か似ています。そして、案の定「攻撃戦力ゼロ」という

絶対絶命に陥る。

 

ただ、最後は「相手を信じる」ことを選んだ艦長に

軍配があがります。

現実的な判断では開戦になってしまうので、

それを避けるために、相手を信じたのでしょう。

日常生活に置き換えて考えると、

相手を信じることを自分ができているのか?

と胸に突き付けられました。

心の奥底には、「人を信用することができない」

という思いがあるのが現在の自分だと思います。

裏切られる時のダメージに比べたら、

信用しない方がましだ、という考え方もありますが、

やはり寂しい気がします。

そうすると、どこにいっても自分の居場所だなと

感じることができない。

ここは見直して考えて、まずは人を頼りにして

信じることを選んでいきたいと思います。

 

今日はここまで。