【読書レビュー】速さは全てを解決する 『ゼロ秒思考』の仕事術
この本の中身は非常に濃いと思います。
この手の本の類書などたくさんあると思いますが、
それらの本、2,3冊読んだ以上の効果があると思います。
リードタイムの長い仕事に対して早めに手を打っておく
二度手間を全力で避ける
仕事がどんどん早くなっていくと、
どんどん質も量も向上するとのことです。
自分の経験を思い出してみると、
確かに大学出たばかりの新人の頃は、
何をやっても手戻りが発生していた気がします。
「これは違う」と上司に手直しされて突き返される経験を
何度もしました。
そうすると、どんどんタスクに使える時間が減っていって
しまい、リードタイムが減っていってしまう訳です。
まずは意識だけでも「早くやらねば」と思うことは
非常に大事だと思い共感しました。
工夫の仕方を工夫する
「仕事を早くするためにそこまでしなければならないのか」
という問いには、「まさにそういうレベルの工夫が必要」
と筆者は断言しています。
単語登録をする人はいるが、
数百まで登録はできているだろうか
はい、現状の私はできていません(笑)
結局、「おつ」→「お疲れ様です。〇〇です」
のレベルでとどまっています。
なので、もうちょっと改善の余地はあるかなと。
「メールはすぐ返信する」
新人の頃は、溜める癖がついてしまっていました。
特に、自分が詰められているようなメールは
極力ぎりぎりで返そうと思っていました。
その原因って突き詰めてみると、
「自分の誤りを認めたくない」というプライドの問題
だったかなという気がしています。
だけど、メールって基本24/365 で来るものなので、
溜めていると埒が明かない事態になってしまいます。
だけど、基本、返信例とかをテキストエディタなり、
メールテンプレートなり、過去メールとして保存
していつでも参照できる状態にしておけば、
いままさに返信しようとしているメールと突き合わせて、
どれをベースに書けばよいかが分かると思うので、
スピードは上がっていくのではと思います。