オンタリオの日記帳

記述は個人的なもので、所属組織とは関係ありません。

Zabbix のまとめ(アイテム、トリガー、条件式)

 

タイトルの通り、

Zabbixを学習中なので、インプットしながらアウトプットしていこうと思います。

 

www.zabbix.com元ネタは上記サイト。

 

トリガーとは、アイテムが収集したデータを「評価」し、最新のシステム状態を表示する論理条件式のことを言います。

 

というだけでは分かりにくいので補足します。

その前に、「アイテム」とは何かを復習します。

 

アイテムとは、ホストからデータを収集するもの、つまり監視項目のことです。

(引用:上記サイトより)

 

公式ドキュメントだと、辞書的な解説にとどまっています。

これではイメージがわきませんが、実際には「CPU使用率やメモリ使用率」

のことを言います。

 

戻って、トリガーとはその「アイテム」が収集してきたデータ

 

# CPU使用率もしくはメモリ使用率ならば、XXパーセント

# という数値になると思います。

 

を評価します。「評価」ってなんだという話ですが、

要は「どんな状態になったら、警告や障害とみなすか」

ということです。

 

#CPU使用率orメモリ使用率の話でいうと、90パーセント以上

#になったら障害にする、という話です。

 

トリガーには、条件式というものがあります。

上記の例でいうと「どんな状態になったら」

のことろを記述する式になります。

 

卑近な例を挙げます。

お腹が減ったら、音が鳴りますよね。

人間の体が機械的なものと仮定します。

 

最後の食事から6時間経過したら、「栄養不足!」と警告を

あげて、お腹を鳴らす

 挙動をするものとすると、最後の食事から6時間経過したら の部分が、

条件式にあたります。

 

条件式の書き方が、筆者のような文系にはすこし

分かりづらいものとなっています。

 

{www.zabbix.com:system.cpu.load[all,avg1].last(0)}>5

 

(引用:

https://www.zabbix.com/documentation/2.2/jp/manual/config/triggers/expression

)

 

上記の例でいうと、www.zabbix.comからの最新プロセッサ負荷の計測値が5よりも大きい時は、常に障害状態

(引用:

https://www.zabbix.com/documentation/2.2/jp/manual/config/triggers/expression

)

 であることを表しています。

ここでは細かい関数や条件式の設定の仕方は省略しますが、

条件式のおおまかな意味はくみ取っていただけたかと思います。

 

今回は、ここまで。