Zabbix のまとめ(アクション・Zabbixトラッパー)
前回に引き続き、Zabbixの学習したことのまとめを
書いていきます。
できるだけ、精通していない方でもわかるような
説明の仕方をこころがけていきたいと思います。
アクション
アクションとは、トリガーの条件式に当てはまった場合に
Zabbixが起こす「行動」のことを言います。
以前出した「お腹がなる」例で説明しましょう。
前回の食事から6時間経過すると、空腹だと判断しお腹を鳴らす
↑トリガーの条件式 ↑アクション
お腹を鳴らすというところがアクションです。
# アクションがないと異常に気付きづらくなるので、
# こういうものがあるのだと思います。
実際のZabbixのアクションの設定では以下のものが設定できます。
・リモートコマンド
・メッセージの送信
# メッセージの送信は、いわゆる「アラートメール」に相当するものかな
# と思います。
<アクションの実際の設定>
実際にメールに飛ばすためには、
「管理」→「メディアタイプ」 から
メディアタイプの設定が必要です。
実際の設定場面では、
SMTPサーバーなどをきかれるので、
入力していきます。
さらに特定のユーザにメールを送信したいときは、
「管理」→「ユーザ」から
ユーザープロパティフォームを開き設定します。
<Zabbixトラッパー>
すこし話が戻りますが、Zabbixトラッパーの話をします。
Zabbixトラッパーとは、zabbix_sender を利用するときに、
利用します。
シェルなどの処理の最後に、zabbix_sender コマンドを使用します。
Zabbixサーバー側では、アイテムのタイプにZabbixトラッパー を指定します。これでZabbixエージェントからZabbixサーバ側に対して、(監視に必要な)データを送ることができます。
これは、Zabbixエージェントを常駐させることができない機器などを利用するのに適しています。
今回はここまで。