青春18きっぷその3
以前にも述べたが、
もともと現実逃避としてはじめた趣味でした。
新人の頃、毎日がとても辛く、
怒られてばかりの日々。
休みの日は、半ば呆然とした状態で、
中央線に乗り、
窓の外の景色を眺めながら、
一人で考え事や読書をしてました。
当時は115系がまだ残っていて、
ボックスシートばっかりだったので、
長時間乗車も苦ではありませんでした。
こんな経路で甲信越をさまよっていました。
2014年は、北陸新幹線開業直前の年。
最後の特急街道だったのですが、
全く特急には乗らなかったこと
が悔やまれます。脱線。
当時、人に相談せず、
自分の中で解決しようとしたことが、
メンタル的に追い込まれてしまう
原因になった反面。成長の糧
にもなりました。
人に相談しても決断するのは、
自分自身ですから。
「この環境でずっとやっていけるのか」
という問いは、自分にしか答えは
出せません。
あの時、現実逃避に見えて
しっかり現実に向き合っていたなと
5年経過した、今だからこそ思います。