旧信越本線(長野〜直江津間)
今もなお、115系が走っていたり、
スイッチバックが残っていたりと、
特徴的な区間です。
豊野までは、飯山線と共用区間みたいな
ところですが、豊野を出て左へカーブ
すると、山の中に分け入っていきます。
特に黒姫〜妙高高原間は、
見ごたえがあります。
一度も妙高高原で降りたことがないのが、
課題ですが、そこは世界有数の豪雪地帯、
そう簡単に降りて歩くこともできません。
妙高高原で乗り換えを強いられる
こともあり、いつも駅のホームには
降り立つのですが、いつ降りても寒い。
話を戻すと、去年のこの時期、
島崎藤村の破戒という小説を
読んでいました。
主人公が飯山に住んでおり、
故郷の田中駅に戻るため、
信越線が登場します。
このとき、飯山線は開通しておらず、
豊野までは渡し船で連絡していたようです。
本文中にも「直江津から来た列車がやってきた」
旨の記載があり、当時から重要な路線だった
事がうかがえます。
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